Humility / 謙虚 (2)(白)(白)
エンチャント
すべてのクリーチャーはすべての能力を失うとともに1/1になる。
◇
謙虚とはmtgルール破壊カードの中でも、
わりと多くのプレイヤーが頭を抱えるシロモノだ。
何故なら生物を召喚して勝ちたがる魔導師を促すmtgにおいて、
もっとも批判的なカードだからだ。
こんな厄介なカードには多くの付随するルールを把握し、
対処なり使用の癖なりを見極めなければならない。
先日、友人とこのカードの話題になった時彼はこう言った。
「謙虚で書き換えて消せる能力って、
プレイ中だと意外と少ないんだよ」
ふむ、どういうことか?
これはクリーチャーというオブジェクトにどれ程の知識を持ち得ているか、
という問い掛けでもあったりしたのだ。
現在"クリーチャー"は、"種類別/Layer"という状態の区分けルールが適用されている。
これが主な"謙虚"がカードの全てを真っ白には出来ない理由になっている。
●種類別/Layer
第1種:コピー効果(例:クローン/Clone)
第2種:コントロール変更効果(例:支配魔法/Control Magic)
第3種:文章変更効果(例:幻覚/Mind Bend)
第4種:カード・タイプ・サブタイプ・特殊タイプ変更効果(例:自然の類似/Natural Affinity)
第5種:色変更効果(例:純粋の色/Purelace)
第6種:能力追加、能力除去効果(例:原初の激情/Primal Frenzy)
第7種:パワー・タフネス変更効果
7a:パワーやタフネスを定義する特性定義能力の効果(例:ルアゴイフ/Lhurgoyf)
7b:パワーやタフネスを特定の値にする効果(例:生体材料の突然変異/Biomass Mutation)
7c:パワーやタフネスを(特定の値にするのではなく)修整する効果(例:栄光の頌歌/Glorious Anthem、巨大化/Giant Growth)
7d:カウンター(+X/+Yカウンター)による効果
7e:パワーとタフネスを入れ替える効果(例:回れ右/About Face)
この非常に長ったらしい要約区分けの後に、
更に例題を一つ一つ出していくと今書いている文面の7倍+nとなるだろう。
mtgwikiにはそれが事細かに記されているが、それをコピペしてもつまるこの日記の意義が失せるので例題を一つ。
Mishra’s Factory / ミシュラの工廠
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1):ミシュラの工廠はターン終了時まで、2/2の組立作業員(Assembly-Worker)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。
(T):組立作業員クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
この様ないわゆる"ミシュラランド"は、"謙虚"の影響下だと、
・土地の能力起動により2/2の無色である組立作業員になる
・ターン終了時に、"ミシュラの工廠"から起動した"ターン終了時まで〜"の最後の能力が誘発し、元の土地に戻る
これはまだまだ序ノ口な例だが、
深く考えてしまうプレイヤーもいるはず。
ただし"書き換え"に関してはタイムスタンプを参照とする事が常である(オパールの輝きの様な)。
ここまで読んだ方がタイムスタンプを理解しないとは思わないのでいちいち記さない。
◇
この意味不明な書き出しが何の意味があるのやら?
これには、この"謙虚"というカードが自分にとってプラスになるのかならざるのか、を平たく考えてみたかったからだ。
"謙虚"を使うにあたって、今俺は幸せになれるのだろうか?
少し昔に"アストログライド"というナヤカラーのデッキを使用していた。
目の前のnWoを使用していた方は悶絶していた様だ。
本当にどうしようもないからだ。
ただ、その"どうしようもない"をルールを認識した上で使ってこそのウィザーズだろうと思う。
使われた時にどうする?という事だ。
どうしようもなくないのかもしれないじゃあないか。
そんなんで今週のビックリドッキリメカ。
エンチャント
すべてのクリーチャーはすべての能力を失うとともに1/1になる。
◇
謙虚とはmtgルール破壊カードの中でも、
わりと多くのプレイヤーが頭を抱えるシロモノだ。
何故なら生物を召喚して勝ちたがる魔導師を促すmtgにおいて、
もっとも批判的なカードだからだ。
こんな厄介なカードには多くの付随するルールを把握し、
対処なり使用の癖なりを見極めなければならない。
先日、友人とこのカードの話題になった時彼はこう言った。
「謙虚で書き換えて消せる能力って、
プレイ中だと意外と少ないんだよ」
ふむ、どういうことか?
これはクリーチャーというオブジェクトにどれ程の知識を持ち得ているか、
という問い掛けでもあったりしたのだ。
現在"クリーチャー"は、"種類別/Layer"という状態の区分けルールが適用されている。
これが主な"謙虚"がカードの全てを真っ白には出来ない理由になっている。
●種類別/Layer
第1種:コピー効果(例:クローン/Clone)
第2種:コントロール変更効果(例:支配魔法/Control Magic)
第3種:文章変更効果(例:幻覚/Mind Bend)
第4種:カード・タイプ・サブタイプ・特殊タイプ変更効果(例:自然の類似/Natural Affinity)
第5種:色変更効果(例:純粋の色/Purelace)
第6種:能力追加、能力除去効果(例:原初の激情/Primal Frenzy)
第7種:パワー・タフネス変更効果
7a:パワーやタフネスを定義する特性定義能力の効果(例:ルアゴイフ/Lhurgoyf)
7b:パワーやタフネスを特定の値にする効果(例:生体材料の突然変異/Biomass Mutation)
7c:パワーやタフネスを(特定の値にするのではなく)修整する効果(例:栄光の頌歌/Glorious Anthem、巨大化/Giant Growth)
7d:カウンター(+X/+Yカウンター)による効果
7e:パワーとタフネスを入れ替える効果(例:回れ右/About Face)
この非常に長ったらしい要約区分けの後に、
更に例題を一つ一つ出していくと今書いている文面の7倍+nとなるだろう。
mtgwikiにはそれが事細かに記されているが、それをコピペしてもつまるこの日記の意義が失せるので例題を一つ。
Mishra’s Factory / ミシュラの工廠
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1):ミシュラの工廠はターン終了時まで、2/2の組立作業員(Assembly-Worker)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。
(T):組立作業員クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
この様ないわゆる"ミシュラランド"は、"謙虚"の影響下だと、
・土地の能力起動により2/2の無色である組立作業員になる
・ターン終了時に、"ミシュラの工廠"から起動した"ターン終了時まで〜"の最後の能力が誘発し、元の土地に戻る
これはまだまだ序ノ口な例だが、
深く考えてしまうプレイヤーもいるはず。
ただし"書き換え"に関してはタイムスタンプを参照とする事が常である(オパールの輝きの様な)。
ここまで読んだ方がタイムスタンプを理解しないとは思わないのでいちいち記さない。
◇
この意味不明な書き出しが何の意味があるのやら?
これには、この"謙虚"というカードが自分にとってプラスになるのかならざるのか、を平たく考えてみたかったからだ。
"謙虚"を使うにあたって、今俺は幸せになれるのだろうか?
少し昔に"アストログライド"というナヤカラーのデッキを使用していた。
目の前のnWoを使用していた方は悶絶していた様だ。
本当にどうしようもないからだ。
ただ、その"どうしようもない"をルールを認識した上で使ってこそのウィザーズだろうと思う。
使われた時にどうする?という事だ。
どうしようもなくないのかもしれないじゃあないか。
そんなんで今週のビックリドッキリメカ。
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